タロット初心者ガイド · 第2回
大アルカナと小アルカナの解説
デッキの構成を理解することは、タロットでいちばん簡単な近道です。カードがどのグループに属し、どこに位置するかが分かれば、その意味の半分はもう分かっています。

22枚の大アルカナ:大きなテーマ
大アルカナは0の「愚者」から21の「世界」まで続きます。性格、信念、人生の段階といった深いテーマを扱います。「恋人」は意味のある選択を、「死神」はひとつの章の終わりを、「星」はつらい時期のあとに戻ってくる希望を示します。
リーディングに大アルカナが多く出るときは、たいてい、その状況があなたにとってとても重要であるか、日々の細かなことより深い何かに触れていることを示しています。
愚者の旅
多くの読み手は、大アルカナを「愚者の旅」と呼ばれるひと続きの物語として見ています。愚者は好奇心いっぱいに旅立ち、まず「魔術師」と「女教皇」に出会って、行動することと耳を傾けることを学びます。次に「女帝」「皇帝」「教皇」があらわれ、慈しみ、秩序、伝統を教えます。
物語の半ばで、愚者は「恋人」の選択、「戦車」の推進力、「力」の忍耐、「隠者」の孤独、「運命の輪」の浮き沈みに向き合います。その後「吊るされた男」の停止、「死神」の終わり、「塔」の崩壊に出会い、「星」「月」「太陽」を通って「審判」と「世界」へと進み、ひとつの巡りを完成させます。
この物語は覚えるための助けであって、歴史的な事実ではありません。大アルカナを引いたときは、「私は今、この旅のどこにいるのだろう?」と問いかけてみるとよいでしょう。
56枚の小アルカナ:数札
各スートには10枚の数札があり、数字は始まりから完成へと、おおまかな流れをたどります。
エース:種、または新しいチャンス。2:選択、バランス、パートナーシップ。3:最初の成果と成長。4:安定、ときには足踏み。5:対立、喪失、試練。
6:調整と回復。7:試される、見極める、踏みとどまる。8:動き、変化、努力。9:完成間近で、大きな報いか大きな心配。10:ひとつの巡りの終わりで、充実感や重荷が頂点に達します。
数字とスートを組み合わせれば、多くのカードを自分で読み解けます。5は対立を帯びるので、「ソードの5」は口論や意見のぶつかり合いを、「カップの5」は感情面での失望を表します。
16枚の人物札:4つの役割
各スートにはペイジ、ナイト、クイーン、キングがいます。人物札は、あなたの身近にいる別の人を表すこともあれば、あなたが今示している、あるいは示すべき態度を表すこともあります。
ペイジは学ぶ人。好奇心旺盛で、始めたばかりです。ナイトは行動する人。エネルギッシュで、ときに性急です。クイーンは成熟した内なる強さ。洞察力があり、思いやりがあります。キングは成熟した外向きの権威。決断を下し、責任を負います。
たとえば「ソードのクイーン」は、頭が冴えていて率直で、感情に流されにくい人を表すことが多く、あるいはあなたの状況がそうした態度を求めていることを示します。